the melancholia of growing up

大人になることへの寂しさ


「大人とは何か」と聞かれても、私にはまだわからない。だけど、年齢を重ねるにつれて「大人になったなぁ」と思うことが増えてきた。そして、それと同時に戻ることができない瞬間への寂しさや恋しさを感じるようにもなった。今回はそんな体験と、そこから思うことについて話そうと思う。


I have been trying to figure out what being an adult means, but the older I get, the more I feel I’ve “grown up”. At the same time, I find myself feeling sad or missing the times which I cannot return to. This time, I will share my experience and feelings through the journey to adulthood.


まだ学生の私には「大人」の確かな定義があやふやだけど、私の中に「大人らしいこと」というものはある。例えば、社会人になって働いてお金を貯めて、高いお買い物をする。金曜日の仕事終わりに友達と集まって「華の金曜日」を楽しむ。学生の姿を見て懐かしく感じる。おそらくこういうイメージは、今まで見てきたドラマや周りの年上の人たちを見て出来上がった私が思う「大人らしいこと」。今は漠然とそれらに憧れを感じているけれど、実現した時には私は何を思うのだろうか。


I am not sure what defines an adult, but I have some ideas of “what adults do” in my mind. For example, you buy something expensive after you worked hard to make money, and enjoy Friday night with your friends after work, or you miss school life when you see young students wearing school uniforms. I guess I got these ideas of what adults do from dramas or older people around me. I now long to do these things after I finish university, not for any particular reason, but I wonder how I will feel when I make them happen.



この間、映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を観た。女性の生き方について描かれていると話題になっていたのに興味をもち、レンタルショップへ足を運んだ。この物語は、19世紀のアメリカ・マサチューセッツ州を舞台にそれぞれの価値観を持つ4姉妹の人生を描いている。


The other day, I watched a movie called “Little Women”. I heard it was about the life of women, and that’s why I got interested and went to a rental video store to rent it out. This movie is actually about four sisters who have different values, living in Massachusetts, the United States in the 19th century.



観終わった時に、この物語の主人公である4姉妹の次女、ジョーの「少女時代が終わっちゃう」という言葉が、私の中でとても印象深く残った。これは、長女メグの結婚前夜に、ジョーがメグに結婚しないで欲しいと訴えるシーンでのセリフ。ジョーは今までずっと一緒だった大好きな姉が、彼女の結婚相手に急に取られてしまうような気持ちになっていたんだと思う。私は、このセリフから「大人になることへの寂しさ」を感じた。劇中では、家族みんなが揃って楽しく過ごした「大人」になる前の少女時代が、現在のシーンと対照的に描かれている。ジョーは、その10代の、不完全で目的のない、だけどすばらしく満たされた時間がいつまでも続くものだと信じていたかった。しかし、いつまでもずっと一緒にいられる少女時代が続くことはなくて、いつかは4姉妹それぞれの人生を歩んでいく。それを、家族が離れ離れになっていくように感じているジョーの言葉