thoughts on BL shows from overseas

海外のBLドラマから感じたこと


タイのBL*ドラマ『2gether』が昨年大ヒットしたことで、アジア全土にBLドラマの波がきていると言われる。私も、他国でジェンダーがどう描かれているのか気になって、たまに見たりしていたの。今回は、BLドラマブームについて思うことも含めながら、私が好きなフィリピンドラマ『Gaya Sa Pelikula (Like in the Movies)』を見て感じたことをシェアするね。


* BL(ボーイズラブ)= 男性同士の恋愛をテーマに扱う漫画や小説などのジャンル。主に女性によって描かれ読まれてきた。LGBT+コミュニティからは男性同士の恋愛をファンタジーの対象とし、彼らの性を商品化している点についてしばしば批判もされてきた。

一方で、近年アジアで制作されているBLドラマは、LGBT+当事者をサポートするメッセージが含まれることもあり、同性愛をフィクションとして描いてきたBLと現実世界で生きているLGBT+当事者との間をつなぐ役割を期待されている。


It seems that there is a wave of popularity in BL* drama series in Asia since Thai drama series 2gether got a great hit last year. I have sometimes watched the genre because I’m interested in how gender is portrayed. So today, I would like to talk about my favorite Filipino drama series Gaya Sa Pelikula (Like in the Movies) and also share my thoughts on this phenomenon.


*BL (Boys’ Love) = a genre which love and romantic relationships between men are portrayed in comics and novels. It has been written and read mostly by women. It also has raised criticism from the LGBTQ+ community that it commodifies the idea of a romance between men by creating this fantasy world for such things to exist. On the other hand, you can see supportive messages for the LGBT+ community in BL drama series which have been produced recently in Asian countries. And so, they are expected to link between BL which creates this fantasy world and the real life LGBT+ community.



タイを中心として始まり、アジア全土に広まったBLドラマ制作。これらのシリーズの多くが英語字幕つきでYouTubeで配信されていて、そのアクセスのしやすさからも世界中から注目を集めてきた。タイでは、BLドラマがサブカルではなくメインストリームになっていると言われるほどだ。日本発祥のBLの影響を受けながらも、独自のBL文化を形成している。これらのBLドラマには、今まで主流だった漫画や小説などのBLフィクションではあまり見られなかった特徴もある。それは、視聴者や制作チームにクィアコミュニティの人々が含まれていたり、差別や親へのカミングアウトなどセクシュアリティをめぐる葛藤や問題が描かれていたりする点だ。私はこのような新しい試みに希望を感じる一方で、少し気になるところもあった。それは、他でも指摘されているけれど、性的同意についてあまり議論されていないところだ。ドラマによっては、一方がもう一方に詰め寄るいわゆる壁ドンのようなシーンがあるけれど、そういう描写が頻繁に見られると少し不安になる。なぜなら私のように、こういったシーンを観て相手を尊重する気持ちが欠けているな、と少し不快に感じる人もいると思うから。例えば、そういう一方が相手に迫るシーンで、相手の気持ちを確認するような言葉が加えられたり、迫られる側も不安な気持ちになることなく楽しんでいるという印象を与えられれば、視聴者ももっと安心して見られるし、性的同意を学ぶ機会にもなると思う。それからBLドラマでは、女性キャラクターがネガティブに描かれているものもよく見かける。例えば、私が見てきた女性キャラクターはメインの男性カップルのどちらかの元カノのようなポジションとして描かれ、邪魔者扱いされることが多かった。だから、男性同士の恋愛の脇役にとどまらない、丁寧に描かれた女性像が増えてほしいな、とも思う。個人的には、多くの人々が手軽に楽しむことのできるドラマシリーズという形だからこそ、こういうもう少し幅広いジェンダーの視点を反映させてもいいんじゃないかな、と感じていた。


BL drama production initially started in Thailand and then spread to other Asian countries. Most of these series are on YouTube with English subtitles, which helps attract international fans. It is even said that BL drama series is not subculture but mainstream in Thailand. It has been pa